過去事例

事例 34ありがとう、お母さん

週末の夜中に何度も携帯がなりました。何事だろうと相談員は電話にでました。

『相談員Bさんですか?実は母Cが亡くなりまして…Cから私に何かあったらすぐにBさんに電話するようにと言われていたので、夜遅くにすみません。私は長男のAです。』

Cさんはまだ60歳。数年前にAさんの祖母Dさんがお亡くなりになった際に相続手続きをお手伝いさせていただいたご縁で、その後もことあるごとにご相談をしていました。
実はさかのぼること一年前に、Cさんから相談の電話がありました。
お話を伺うと、Cさんの一番の悩みは息子さんのお一人の行方が分からないこと。
Cさんの弟さんも相続の際に行方が分からず、とてもご苦労されていました。だからこそCさんに万が一のことがあったときに、ご主人や子供さんたちが困らないようにしたいがどうしたらいいかとのこと。
いろいろと相談した結果、行政書士さんとも相談し、公正証書遺言を作成しました。
その時のCさんの顔はとても安心して、幸せそうなお顔でした。
相談員BもCさんの安心した顔を見て、ホッとしたのを覚えています。
Aさんに聞くと、この時からCさんの体は病気に蝕まれていたそうです。

Cさんが心配していた息子さんとは、Cさんのご心配のとおり葬儀の連絡をしようと思っても連絡が取れません。結局、Cさんの葬儀は息子さん不在のまま執り行われました。
あまりに若すぎるCさんの死に、ご家族は何も手につきませんでした。しかし、Cさんが遺してくれた公正証書遺言には、遺言執行者が定められていました。
遺言執行者が速やかに遺言の内容を実現し、数か月後にはすべての手続きが完了しました。

少しずつ元気を取り戻したAさんがしみじみと『母が遺言を準備してくれてよかった、そうでなければ、未だになにもできなかった。本当に助かった』とおっしゃっていたのが印象的でした。
また、悲しみのあまりCさんが遺言を残していたことを怒っていたご主人も、『俺も遺言を書く』といい、行政書士さんと相談を始めています。
Cさんが早く亡くなってしまったことはとても残念ですが、Cさんの気持ちは確実に家族に届いています。
家族を思いやる気持ちを相続したCさんのご家族。ぜひCさんの分も幸せになってほしいものです。

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