過去事例

事例 30手続からつながる縁

ご主人が亡くなり、奥様のAさんが手続に困っているということでお伺いしました。

奥様のAさんと息子のBさんの奥様に、対応戴きました。
相続の手続きをしようと思い戸籍を取寄せたところ、ご主人に先妻と子供がいることが判明しました。
存在すら知らなかったようで、その後の手続をどうすれば良いか分からないとの事でした。

御主人は、戦前に結婚されて、離婚されていました。
奥様のAさんも知らなかった事ですが、息子のBさんには晴天の霹靂で、関わりたくないとの事で、私共もお会いする事もできませんでした。
相続手続支援センターの考え方をお伝えし、今回判明した先妻の子供のCさんと連絡を取り手続を進める必要があることを説明しました。
相続人の方から経緯の説明をしていただきたい事を説明し、手続を進めていきました。
お手紙を送る段階で、考えを理解いただきBさんからも少しずつ御協力をいただけるようになりました。
また、先妻の子供のCさんが亡くなっていて、その子供が二人(Dさん、Eさん)いることが判明し、連絡を取る事になりました。
しばらくして、先妻の孫のDさん・Eさんと連絡を取る事ができましたが、Dさん・Eさんにとっても聞いたことの無い話で、
Dさんからは「内容は分かったが、協力するには文書でなく、直接話して欲しい」との依頼がありました。

Bさんは、当初先妻の孫のDさん・Eさんとは、関わりたくないし連絡を取りたくないとお話されていましたが、Dさんの要望をお伝えし、Dさんと直接お話ししていただきました。
Dさんも経緯の説明に納得し、手続に協力いただける事になりました。
手続が進むにつれ、先妻の孫のDさん・Eさんも、後妻の息子Bさんもより協力的になりました。
先妻の孫のDさん・Eさんも今まで存在も殆ど聞かなかった祖父のことを受け入れ、お墓参りの約束まで取り付けるようになり、
お互いの家族で連絡を取り合うようになりました。
私どもはきっかけを作ったに過ぎませんが、手続がスムーズに進む事により、失われていた関係がつながって行き、
人間関係の面でも喜んでいただけるケースを見ることができました。
相続人皆様の円満な相続手続きを進める考えを表して、進めることの大切さを感じました。

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