過去事例

事例 22宝石はいくらなの?どう分ければいいの?

Aさん姉妹は、10年前にお父様を亡くし、今年お母様を亡くされました。

お母様が遺された財産は、約1,000万円の預貯金と67点の宝石でした。

この宝石はどのくらいの価値があるのか?どのように分けたらよいのか?税金はかかるのか?と心配になりセンターへ相談に来られました。

 

相続税法上の貴金属の評価は、財産評価基本通達に「売買実例価額、精通者意見価格等を参酌して評価する」としか決められていません。

宝石鑑定士へ鑑定の問い合わせをしましたが、67点と数が多いだけに、鑑定費用で約70万円かかるとの回答でした。

 

Aさん姉妹に報告し相談した結果、あまりお金を掛けずにどのくらいの金額になるのか知りたいとの意向でしたので、鑑定士への依頼はやめました。

 

次に目を付けたのが質屋さんです。近所の質屋さんに協力してもらい、宝石を査定してもらいました。

その結果、67点合計で約300万円の査定結果が出ました。

また、わずかな費用でそれぞれの査定金額が載った一覧表まで作ってもらえました。

 

Aさん姉妹は、査定金額に基づき宝石を分け、差額については預金で調整して、納得の上遺産を分割することが出来ました。

正式な鑑定ではないかもしれませんが、遺産分割の判断材料としては十分であり、満足して頂けた案件でした。

 

 

無料相談お問合せ

03-3343-3261

今すぐお気軽にどうぞ

ご相談はご来社か、自宅に訪問して対応させていただいております。お電話でのご相談に対する回答はしておりませんのでご了承ください。

メールでお問合せ
;